4軸加工機は、XYZ軸移動の3軸加工機に回転軸を1軸付加したものとします。
下の<図1>は、テーブルにX軸を中心に回転するインデックステーブルを付加した例で、円筒物の加工などに有効です。
下の<図2>は、横型の加工機にY軸(上方向軸)を中心に回転するインデックステーブルを付加した例で、大物の側面を多面加工する場合に有効です。
下の<図3>は縦型の加工機にZ軸中心に回転するテーブルを付加した例で、円筒端面に一定角度で穴開けを行う場合やXYストロークをカバーする為などの特殊な例です。



5軸加工機は、XYZ軸移動の3軸加工機に回転軸を2軸付加したものとします。
下の<図1>は、テーブルにX軸中心に傾斜する傾斜テーブルを付加し、更にその傾斜軸の上に(傾斜軸が0度の状態で)Z軸中心に回転する回転テーブルを付加した例です。このタイプは、傾斜軸がX軸中心で傾斜するAC軸タイプ、傾斜軸がY軸中心で傾斜するBC軸タイプ、横型加工機で傾斜軸がX軸中心に傾斜し回転軸が(傾斜軸0度時に)Y軸中心で回転するAB軸タイプなどがあります。この加工機は小型の5軸加工機によく見られるタイプです。
下の<図2>は、主軸ヘッドがZ軸中心に回転し、その回転ヘッドに(回転ヘッドが0度時に)X軸を中心に傾斜する傾斜ヘッドを取り付け、そこに主軸を取り付けた例です。この加工機は大型の加工機や木工機に見られるタイプです。
下の<図3>はテーブルにZ軸中心に回転する回転テーブルを取り付け、ヘッドは、Y軸中心に傾斜する加工機の例です。これは中型の加工機や横型にし、複合旋盤の軸構成で見られる例です。


