Case Study

  • hyperMILL
切削工具関連

エヌティーツール株式会社

https://www.nttool.com/

事例概要

エヌティーツール株式会社様では、エヌティーグループ創業100周年、
エヌティーツール創業50周年を記念したトロフィー製作プロジェクトを実施しました。

製作には、CAD/CAMシステム「hyperMILL」を活用し、
本社オブジェを再現するための加工プログラムを作成しています。

本ページでは、記念トロフィー製作の背景や加工サンプル製作への取り組み、
hyperMILLを活用した加工事例をご紹介します。

・使用ソフトウェア

加工サンプル製作への取り組み

エヌティーツール株式会社様では、長年にわたり加工サンプルの製作や実加工による評価を実施されてきました。

当初は開発試作やユーザーベンチマークを目的としてスタートしましたが、その後はショールームとしても活用され、
お客様に実際の加工をご覧いただきながら製品性能を評価いただく環境づくりを進められています。

また、より高度な加工への対応を目的として、2019年には5軸加工機を導入。
現在はhyperMILLパートナーとして、加工サンプルの製作や加工検証を通じて、
加工技術の向上や製品提案に取り組まれています。

  • 本社ショールーム

  • ショールーム内の加工設備

本社オブジェをモチーフにしたデザイン

本トロフィーは、エヌティーツール株式会社様の本社前に設置されている
オブジェをモチーフとしてデザインされました。

オブジェはメビウスの輪をモチーフとしており、
「終わりのないメビウスの輪のように、お客様もエヌティーツールも無限に発展しますように」
という願いが込められています。

  • 本社正門横のオブジェ

  • Eternal Break Through の石碑

hyperMILLによる加工プログラム作成

加工プログラムの作成にはCAD/CAMシステム「hyperMILL」を使用し、
本社オブジェを再現するための加工データを作成されました。

NCシミュレーション機能を活用することで、加工前に工具や機械の動作を確認し、
安全かつ効率的な加工を実現しています。

加工概要

使用設備 : DMG MORI DMU50

CAD/CAM : hyperMILL

ワーク材質 : アルミニウム

総加工時間 :  約30時間

エヌティーツールのツーリングデータを活用

エヌティーツール株式会社様は、
hyperMILLで利用可能なツーリングデータ
の提供にも協力されています。

そのためツールライブラリから
ホルダーを選択することができ、
工具登録作業を効率化できます。

効率的な5軸ツールパス作成

仕上げ加工では、
主に「5X 面沿い加工」を活用。

加工面を選択するだけで、干渉を回避した
5軸ツールパスを自動作成できるため、
効率的に5軸ツールパスを作成できます。

完成した記念トロフィー

本社オブジェをモチーフとして製作された記念トロフィーが完成。

オブジェの特徴であるメビウスの輪をモチーフとした形状を忠実に再現するとともに、
記念にふさわしい高い意匠性と品質が実現されています。

また、トロフィーには「Eternal Break Through」のメッセージが刻まれています。

  • 記念プレート

  • 特徴的な多面体形状

  • Eternal Break Through

加工動画

オブジェをモチーフにした
記念トロフィーの加工工程を動画でご紹介します。

エヌティーツール株式会社様の声

記念トロフィー製作に込めた想いや、
加工サンプル製作への取り組みについて、エヌティーツール株式会社様にお話を伺いました。

エヌティーツール株式会社 (左) 営業部 部長 加藤様 (右)技術部 主査 代田様

Q1. 本社オブジェをモチーフとして採用された理由を教えてください。

本社前に設置されているオブジェは、本社建屋の建設時に会社のシンボルとして製作されたものです。
今回の記念トロフィーを製作するにあたり、
創業から受け継がれてきた想いを形に残したいと考え、このオブジェをモチーフにすることにしました。

Q2. 今回のトロフィー製作で特にこだわった点を教えてください。

オブジェの特徴的な形状を再現することに加え、記念品としての見栄えにもこだわりました。
加工では専用治具を製作し、条件調整や全面バリ取りを行いながら品質向上に取り組みました。

特に、深い部分の加工でビビリの発生を懸念していましたが、hyperMILLによる最適なツールパスと
振れ精度・防振性の優れたハイドロチャックの活用により、高い品質を実現することができました。
また、Boost Masterを活用した切粉除去により、安定した加工の実現にも取り組みました。

Q3. 完成したトロフィーをご覧になっていかがでしたか?

オブジェの特徴的な形状がしっかり再現されており、
記念にふさわしいトロフィーになったと感じています。

また、社内からも好評を得ることができ、現在はショールームに展示しています。
今後も今回の製作を通じて得たノウハウを活かし、加工サンプルの製作やショールーム活動を継続しながら、
お客様に価値を提供していきたいと考えています。

  • ショールームに飾られたトロフィー

  • ショールームに展示された加工サンプル

Q4. 今回の加工で感じたhyperMILLのメリットを教えてください

今回の加工を通じて、改めて5軸加工のツールパス作成のしやすさを感じました。
中でも今回は、デバリング機能の効果を実感しました。

当初デバリング機能を使用する予定ではありませんでしたが、
短時間でパスを作成できたことから、最終的には全面のバリ取りを行いました。

エッジ部まできれいに仕上げることができ、記念品としての見栄え向上にもつながったと感じています。

  • デバリング加工後のワーク

  • デバリング機能 紹介動画

hyperMILLの活用事例・機能紹介動画

今回の事例で活用した機能については、以下の動画でもご紹介しています。

  • 新・5軸自動モード

  • NCベースシミュレーション

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